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同人サークル「truffe」の徒然日記です。 イベント情報の告知と好きな作品の感想置き場です。

   

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大図書館の羊飼い感想~



ネームなう。
どうもEGOの実です。

というわけでAE5へ向けて原稿やり始めましたー。
今回既刊はないのでこれ落とすと
当日何もお渡しするものがないという非常事態。

なので頑張ってちょこちょこ描いてます。

あ、もちろん羊飼い本で、会長メインの話。
真帆真帆が可愛すぎてしょうがない。

どんぐらい可愛いかという思いの丈は
「つづきはこちら」に書きました。

ついでに羊飼いの感想も書いておきましたので
自分のプレイスタイルに合わせてお読みください。

拍手[0回]


というわけで大図書館の羊飼いの感想始まり始まり~。

感想。すっごく面白かったです!
シナリオに対して初めて文句が出ませんでした。
シナリオが良質である夜明けな、FA、ユースティアの時は
ここってどうなの?的な感じがあったのですが今回はそれがなかったです。
素晴らしい出来栄えでした。

今回今までの作品と明らかに違うのは主人公がかなり特殊だということです。
生い立ちもさることながら立ち位置が一歩引いたところにあるというのは
こういう恋愛ゲームにおいては結構珍しいんじゃないかなと思ってたり。

FAの孝平も似たようなスタンスを当初貫いていましたが
FAでは彼が一歩踏み出すことで物語が動き始めましたのに対し、
羊飼いでは彼が一歩踏み出すことが物語のテーマであるということが決定的に違うかなーと。

…まぁ、一歩踏み出す云々かんぬんは
ユースティアのカイムにも言えることではありますが
カイムは輪から外れてるように見えてみんなの輪の中にいるけど、
筧君は輪の中にいながら輪の中にいないというのが違うかなーっと。


また、今回は筧君が物語の主要人物というのも最大の特徴と思ってます。
夜明けなではフィーナが、FAでは瑛理華が、ユースティアではティアが物語における
主要人物だったことからも分かるように以前の作品ではヒロインが物語の鍵だったのですが、
今回は主人公が鍵だったというのが決定的に違うかなと。

だからこそのTRUEルートがマルチエンドだったんだと思ってます。
けどそこでヒロインとの恋愛も入れると溢れ返るので、
恋愛要素、というかヒロインの内面は個別ルートで行ったんだと思ってます。

なのでまとめると今回個別ルートでは筧君がヒロインにとっての羊飼いであるのに対し、
TRUEルートではヒロインというか図書部の皆が筧君にとっての羊飼いである
ということなんじゃないかなと。
そして、サブヒロインルートは普通の恋愛ゲームです。
本道がガッツリあるので、気軽に楽しめるように用意したんだと思いました。


話のほうはここでひとまず置いといて、次に気に入った登場人物のお話でも。
一番気に入ったのは言わずもがな、会長です。

真帆最強。

いや、今回初めてプレイ前からプレイ後まで
好きなキャラが変わらないという事態になり結構びっくりしました。
いっつもプレイ後に変わるので。

ヴィジュアルや性格とかドストライクでしたが、
本気で萌えることになったのは凪、TRUEルートでのあのシーンです。
実況つきのアレね。マジ萌えました。

でもこの子ライバルキャラにありがちな厭らしさがないというのには
驚きましたが。本当に正々堂々してるんだなーと。
…まぁ、筧君が絡むとややこしくなるんですがそこが可愛いなー。

セーブデータも彼女が絡むシーンでほぼ埋まりました!
…だからちょっとえらいことに…


それはさておき、閑話休題。
次に好きなキャラは、佳奈すけと芹沢さんかなー?
ただこの二人はルートが気に入ったからだと思いますが。

芹沢さんはあの告白シーンが面白かったからですが
佳奈すけはTRUEルートで筧の英雄的行動を止めに行くシーンと
羊飼いとは何かを捉えたシーンがすごく気に入ったからだとおもいますけどね。

というか作品で一番好きなシーンは
部室を奪われてから筧が皆のところに戻るまでのところです。
特にVer.佳奈すけ。似たもの同士だしね、この2人。
まぁ佳奈すけの過去は途中で読めたのでそこまで驚きませんでした。
それでもやっぱりアレは衝撃的でしたけど(どっちだよ)


…と、ここまで好きなキャラを述べといてなんですが、
ぶっちゃけどのキャラも好きなんですけどねー。
対立サイドである葵も嫌いじゃありませんし。
純粋ですよ、彼女。世間知らずだったのが問題だっただけでね。
というか、彼女は彼女で自分の理想を実現しようとしただけですし。
手段を選ばずにってところで好き嫌いが分かれるところですが
僕は好きですよ、こういう理想を実現すべくなりふり構わないっていうのは。
仮面ライダー555の草加とか大好きなんで。

…まぁ、そういうキャラってたいていかなえられずに破滅するんですけどね。
ユースティアだとルキウス、ラング辺りがそうだったように。

けど今回は破滅しなかった。そこもポイント高いです。
破滅しなかったのは単純な話、彼女には会長がいたからです。
こういう破滅型のキャラはたいてい孤立するからなんですけど、
最後まで真帆は葵のことを見捨てなかった。
ある意味、葵にとっての羊飼いは会長ですよ。
そういう点でも会長大好きです。
(結局そこかい)


そうそう。今回は演出の面も面白かったです。
過去作ネタがあったりとか、ベン・トーネタがあったりとかもそうですが、
佳奈すけに関する演出が特に面白くてよかったです。
あと足元を映したりとか、逆行の表現やドアからキャラが見えたりとか
そういう点も非常に良かったです。


ただね、一言だけ文句あるの。
なんでね。サブヒロインの生まれたままの立ち絵がないの!
こんなの絶対おかしいよ!楽しみにしてたのに!!
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プロフィール

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EGOの実
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性別:
男性
自己紹介:
白黒大好き、カラー苦手な二次元怪獣。べっかんこう先生の絵をこよなく愛する「べっかん好きー」の一人。昔の特撮やアニメを見るのが最近のお気に入り
連絡先:truffe■hotmail.co.jp(■は@に変更してください)

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『大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-』2014年3月28日発売予定、11月29日より全国のPCショップで予約受付開始です。

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